多彩なバリエーションを誇る フォード F-150
現行型フォード F-150に設定されているキャビンの形状は「レギュラーキャブ」、「スーパーキャブ」、「スーパークルー」の3種類。さらに荷台の長さも5.5ft、6.5ft、8.0ftの3種類から選ぶことができる。
また、設定されているトリムレベルは上から「Limited」、「Platinum」、
「KING LANCH」、「Lariat」、
「SXT」、「XT」と、合計6種類。
全てのグレードで2WDが標準で、AWDはオプションで選択することができる。
さらに先ほど紹介した4種類のエンジンや、グレードによって選択可能な「クローム」、「スポーツ」、「オフロード」といったパッケージも含めていくと、選ぶことのできるバリエーションは多岐にわたっている。
ワーキングユースから高級SUV顔負けの豪華仕様まで、こういった顧客のニーズに応じて仕様を選べるのもF-150の大きな魅力である。
※一部選択できない組み合わせもございます。選択可能な組み合わせにつきましては、本国ホームページ内にあるコンフィグレーターよりご確認ください。
フォード F-150 コンフィグレーター(※フォードの本国ページにジャンプします)
フォトギャラリー解説
■1 Limited エクステリア
数あるフォード F-150のグレードの中でも頂点に位置するのがこの「Limited」だ。ラグジュアリーな内外装はもはやトラックというよりも高級SUVと言った方がいいくらいで、装備内容を見ても他のメーカーの販売するトラックのトップグレードのモデルと比較しても一歩抜きんでている。
搭載されるエンジンは3.5LEcoBoostエンジンで、選択できるキャブ形状は「Super Crew」のみ。
■2 Limited インテリア
ブラックとライトブラウンの2トーンレザーが高級感あふれるLimitedのインテリア。パノラマルーフや電動ステップ・22インチアルミ・360度カメラ・レーンキープアシストといった各種安全機能が標準で備わる充実っぷりである。
■3 Platinum エクステリア
フロントグリルのデザインや20インチAWを装備しているのがPlatinumとの大きな違い。搭載されるエンジンはV8 5.0Lエンジンが標準でオプションで3.5L EcoBoostエンジンが選択可能。こちらもPlatinumと同じく「Crew Max」のみの設定で電動ステップは標準で備わる。
■4 Platinum インテリア
インテリアカラーはブラックレザーとブルネッロレザーの2色から選択可能。Limitedに標準で備わるパノラマルーフや360度カメラ、レーンキープアシストといった装備品はオプションで選択することができるので、実質Limitedと同等の装備内容にすることも可能である。その為、どうしてもV8エンジンが欲しいという人や、落ち着いたカラーのインテリアを希望する人はPlatinumを選択するのも手だ。
■5 King Ranch エクステリア
タンドラでいう1794エディション、シルバラードでいうHigh Country、ラムでいうLong Horn。
近年どのメーカーもウェスタン調のコーディネートが施されたモデルをリリースしているが、F-150でそれにあたるのがKing Ranchだ。
ボディ下部がブラウンで塗り分けられており、レトロな装いであるのが大きな特徴である。(オプションでモノトーンペイントも選択可。)
このKingRunchから、クワッドビームLEDヘッドライトが標準装備されており、パワートレーンはV8 5.0Lエンジンが標準。オプションで3.5L EcoBoostエンジンが選択可能となっている。キャビン形状はSper Crewのみとなる。
※写真はオプションである20インチの専用アルミホイールと、電動ステップを装着した車両。
■6 King Ranch インテリア
King Ranchのインテリアは、濃いブラウンのレザーがベースとなり、専用のステッチや、アームレスト部分に入ったロゴがアクセントとなっている。フロントシートヒーター・ベンチレーション・ステアリングヒーターが標準装備される。
■7 LARIAT エクステリア
XLTと並び、アメリカ本国で販売の主力になるモデルがこのLARIATである。
キャビン形状はSuper CabとSuper Crewが選択でき、2.7L EcoBoostエンジンが標準だが、オプションでより上位のエンジンを選択することも可能だ。
販売されているF-150のうち、多くの割合を占める主力モデルだけあって選択できる仕様は多岐に
わたっており、エクステリアにクロームのアクセントが加わるクロームアピアランスPKG、ブラックアウトされたフロントグリルやボディ同色のバンパーが備わるスポーツアピアランスPKG、そして、さらにスポーティーな専用デザインの内外装が与えられるLimited Edition(Super Crewのみ)と3種類のパッケージが設定されている。
※画像は上側が標準仕様、下側がLimited Edition
■8 LARIAT インテリア
レザーシートが備わるのはLARIATからとなっており、逆にフロントベンチシートが選べるのはLARIATまでとなっている。すなわち、レザーシートとフロントベンチシートの両方を希望する方は必然的にこのLARIATを選ぶしかない。
インテリアのカラーバリエーションは画像にある3色から選ぶことができ、装備は、オートエアコン・パワーシート・電動ペダルアジャスター・シートヒーター/ベンチレーション・電動スライドリアガラスなどが標準で備わっている。
加えて、2種類のパッケージオプションも選ぶことができるのでより充実した装備を希望する人は下記のパッケージを選択すれば良い。
●501Aエクイップメントグループ
ブラインドスポットインフォメーションシステム・リモートエンジンスターター・リモートテールゲートリリース・リアパークセンサー・電動格納ミラー
●502Aエクイップメントグループ
501APKGの内容に加え以下の装備(フロントシートがキャプテンシートになります。)
ステアリングヒーター・電動チルト/テレスコピックステアリングコラム・リアシートヒーター・
クワッドビームLEDヘッドライト・LEDテールランプ・クロームアピアランスPKG
■9 LARIAT Limited Edition インテリア
Limited Editionには専用デザインのスポーティーなインテリアが備わり、フロントシートがキャプテンシートに変更される。
シートのサポート部分がレザーで、センター部分がアルカンターラ状の素材を使用したコンビシートや、各所にあしらわれたレッドステッチがスポーティーさを演出。
■10 XLT エクステリア
XLTにおいてもLARIATのように、クロームアピアランスPKG・スポーツアピアランスPKG・
Limited Edition(SuperCrewのみ)と異なる仕様を選択することができる。(Regular Cabを除く)
搭載されるパワートレーンはV6 3.5Lエンジンが標準で、より上位のエンジンにはコストを支払うことでアップグレードすることが可能だ。また、キャビンの形状もRegular CabからSuper Crewまですべての形状が選択できる。
■11 XLT インテリア
XLTのインテリアはクロスシート×ベンチシートの組み合わせがスタンダード。スポーツアピアランスPKGを選択するとブラッククロスのキャプテンシート、Limited Editionを選択すると専用デザインのキャプテンシートにそれぞれ変更される。
ベーシックなグレードらしく、素のままではマニュアルエアコンとクルーズコントロール、パワーウィンドウくらいで、大した装備は備わっていないが、オプションPKGを選択することで下記の装備品を追加することができる。
●301Aエクイップメントグループ
プライバシーリアガラス・運転席8way電動シート・ヒーター付きドアミラー・自動防眩リアビューミラー
革巻きステアリング・バックカメラ・電動ペダルアジャスター
●302Aエクイップメントグループ
301APKGの内容に加えて・前席10way電動シート・フロントシートヒーター・リアパーキングセンサー
電動スライドリアウィンドウ・18インチPVDホイール・クロームアピアランスPKG
■12 クワッドビームLEDヘッドランプ
今回フルサイズピックアップトラックとしては初となるクワッドビームLEDヘッドランプを採用。
Limited、Platinum、King Ranchには標準装備、LARIATにはオプションで設定されている。
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